ひとりごと

文章の練習と自分のアウトプットのために書いていく日記です。

「話すスキル」と向き合ってみて思うこと

「話すスキル」ってのは、ものすごく強力なスキルだと感じる。話すのが上手い人は何だか仕事もできそうだし、堂々としていて自信があって魅力的だと思う。話し方によって人の印象は大きく左右されるし、うまく話すことができれば人を惹きつけたりする。

 

自分は人前で話すことが得意な方ではないと思っている。でも、それによっていろんな機会を有効活用できていないように感じ、コンプレックスに感じることもあった。いつまでも苦手意識を持ち続けるのも何だか悔しいので克服したいと思い、ここ1年ちょい色々とやってみたつもりだ。そのことについてちょっと書いてみようと思う。

 

あがり症克服講座に通う(2018年8、9月)

2018年の8月、9月にはあがり克服症講座に通った。

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ここでは色々なことを学んだ。中でも良かったと感じるのは、自分が緊張する傾向を知れたことだ。

自分は、

  • 慣れない不特定多数の人に対して話すこと
  • 事前準備なしで話すこと

この2つが揃った場面が特に苦手だということがわかった。実際、会社で事前準備をしてからミーティングをする際、発言する機会はなんども経験しているが、苦手意識はなかった。逆になぜか緊張してしまうときや言葉が出てこない時ってのは、この2つが当てはまっていた。

 

加えて昔から声が通りにくく、騒がしいところや広いところでは声が通るか心配になって緊張してしまったりもするので、そのこともあって話すのが億劫になってしまったりしていた。逆に知っている人たちの中だとリラックスできるので声が通るかもきにならなかったりする。 

 

ちなみに私の声質は先生曰く常にファルセットらしく、衝撃を受けた。ずっと地声だと思っていた声が裏声と言われたからだ。そもそも声の出し方がなんか違うらしいが、色々試してみても変わらなかった。この原因は明確にはわからないが、家庭環境で遠慮しがちな子どもだったとかが影響しているのかもね、とのこと。確かに心当たりはあるなぁという感じだった。

 

社内LT会を企画する(2018年10月〜)

これは前職での話だが、社内LT会を企画した。あがり症対策講座にも行ったし、人前で話すことを気軽に実践してみたかった。また、単純にアウトプットの場を持ちたいということもあり、社内LT会を企画した。結果、在籍時には4回開催し、自分自身は企画・運営・準備・進行・発表をするなどした。

 

これは会社の多くの人が賛同してくれて、多くの人が手伝ってくださったし、参加してくださった。自分が単純にやりたくて作った機会をたくさんの人が喜んでくれて、楽しみにしてくれたことは本当に嬉しかったし、いい経験になった。

 

ここでは、自分のLTの発表は特に緊張しないけど、アドリブ的な挨拶がとても苦手だなと感じた。不思議なもんだなぁ。

 

歌を習う(2019年1月〜)

声質に関しては変えられなかったので、かなりがっかりしていたところ、知人が「歌を習うといい声になるよ!」と教えてくれた。その方は実際(確か)10年くらい歌を習っているし、実際いい声で登壇されるのを何回も聞いたことがあったので希望を感じた。歌自体も好きだし習ってみることにした。

 

習ってみると先生は褒めてくれるし、とっても楽しい。カラオケに行って「うまい!」と言われたこともないような私だけど、発表会にも2回でた。体が勝手に緊張して、いつものように声は出ないけど、たとえ歌が下手だと思われたとしても生きていく上で何も困らないので、「楽しかったー。よくこの状態でステージにたったなwww」という思いだけが残る。(もちろんもっと上手くなりたいな〜とも思う。ちなみに今はお休み中)

 

まだ、期待したように声質は変わっていないけれど(笑)、不特定多数の人の前に立つことへの抵抗をなくすトレーニングにはなっていたらいいなぁと思っている。

 

そして今思うこと

自分なりに色々取り組んでみて、自分が緊張するシチュエーションはわかった。ただ、うまい対策ってのはまだわからない。体が勝手に反応する分にはなんとも難しい。(あがり症対策講座で教えてもらった内容を継続していけば効果がありそうだけど、実践で効果を感じられるほど継続できていないし実践回数が少ない。ちなみに、内容は企業秘密だと思うのでここには書かない。)

 

ただ、苦手なことの一つに「準備なしで話すこと」ってのがある。これは対策を打てると思う。どう対策するかというと、日頃からなんとなく考えていることを言語化する訓練をすることだ。そう、なので、なるべくブログを書こう。そう思って今書いている。 

 

実はこのブログは今年の初めに作ったのだけど、全然書けていない。書いてみて公開したけど、下書きに戻しちゃったものもある。

 

それでもいい。何かしら言葉で伝えられるように、まず文章にしていく練習をしよう。なんでもいい。短くてもいい。ツイッターの延長みたいなとりとめのない話でもいいから、文章を書く練習をしよう。そう思って今ブログを書いている。